株の歴史は世界的に見ると、オランダの東インド会社が株式の起源であると言われています。世界初の株式会社ですね。17世紀頃のヨーロッパは大航海時代と言われていて、船を使った貿易が盛んでした。船を作ったり、船員を雇うのに莫大な費用が必要となるために、株券に当たるものを発行して、たくさんの人からお金を集めていました。出資したことを証明するために発行された紙が、まさに今の株のルーツとなっています。貿易がうまくいくと膨大な利益が望める反面、嵐や海賊に遭うことも多く、ハイリスクハイリターンな取引となる状況でした。利益があったときは、出資した人に配当金を出したり、次の貿易のために貯めておいたりと、今の株式会社と同じように運用していました。東インド会社は8つの会社が集まったものですが、200年もの間続けられていました。日本の株式会社の歴史は、正式なものではないですが、坂本龍馬がお金を集めて収益を配当するという、株式会社のような事業を行っていました。薩摩藩にお金を出してもらい、貿易事業をしてその利益を薩摩藩に還元していた亀山社中がそれに当たります。正式なものとしては、1873年に設立された第一国立銀行が、日本最初の株式会社とされています。事業家の渋沢栄一を最高責任者として兜町に設立されました。第一国立銀行は、その後他の銀行と合併を繰り返しながら、第一銀行、第一勧業銀行、そして現在のみずほ銀行と名前を変えていき今にいたります。